「親子でも自分の死んだ後のことは話しにくい。でも終活も考えたいと思っていたので、よい機会をもらいました。」
Nさんは、60代のご夫婦。30代のお子さんがお二人いらっしゃいます。まちゼミ(岡崎市が主催の市民セミナー)で相続についての話を聞き、相続の前に自分たちのライフプランも見直してみようとご相談。
「必要だとは思いながら手を打っていないというのが実情。死んだ後にどんな手続きがあるのかなど、詳細がわかってきました。」
岡崎市のまちゼミに参加したのがじゅうmadoを知ったきっかけです。相続というのは親子でもなかなか話しづらく、手がつけにくい課題なので、セミナーを見て、ああこれだなと受講しました。講師の久世さんの話の中では「財産が多い人は案外もめにくく、少ないともめやすい」という言葉が印象に残りました。そして、もめないためには「普段からのコミュニケーションが重要」だということもわかりました。「争続」にならないように気をつけないといけないですね。また、相続に関する役所への手続きなどの話もあったので、具合的な手続きについても大枠が見えてきました。そこで、じゅうmadoでは個別に相談が出来ると聞いて早速相談することにしました。
「相続を考える前に現状把握。まずはライフプランが大切だと実感しました。」
相続で相談に行ったわけですが、話を聞いていくうちに、まず大切なのは現状を把握し、自分たちが生きている間のことを考える必要を感じたので、ライフプランからお願いしました。いろいろな支出についてクリアになり、当面のことだけではなく先々のことも考えられるようになりました。確定申告のことや保険についてなどの話も非常に参考になりました。あまり考えてみたことのなかった火災保険なども一度きちんと見直してみようとも思ています。また、相談をしている間にも参考になりそうなセミナーに参加。お金に関する知識を増やすことが出来ました。
「当面は大丈夫。でももっと安心をプラスするために少し仕事をしようかなと考えています。」
自分たちの暮らしの収入と支出の関係はなんとなくはわかっていましたが、はっきりとライフプランにでたことで今出来ることが何かはっきりしました。まずは、先々の暮らしの余裕を考えて、2台あったクルマを1台減らしました。クルマや家のメンテナンス費用が思っている以上にかかりますね。そうしたことがわかったのも今回の収穫だと思います。そして退職後、特に仕事を持たずに来ましたが、できることがあればもう一度仕事をしてみようかなと思っています。いつまでもある程度の余裕を持って暮らしていきたいですから。
「無料の相談ですが、とても細かなところまで質問してくれる。それだけ分析も詳細でした。」
担当してくれた認定FPの久世さんは非常に気さくで話しやすく、親身になって考えてくれていることがよく伝わってきました。また、相談員の永谷さんはいろいろな意識が豊富だと感じました。相談当初からきちんとしたアドバイスをもらえそうだと期待できましたし、質問も非常に詳細でしたので、より細やかに分析してもらえたと思います。
「じゅうmadoを勧めたいのは子育てを始めたばかりという家族や、家を建てようと思っている若い人たち。」
ライフプランは若いうちからやっておいた方がいいですね。私たちの歳になるとできることが限られてきます。若いうちから計画をし、人生を楽しんでもらえたらいいと思います。
ライフプランを立てたことで、もっと知りたいことも出てきました。これからも参考になるセミナーなどを聞きながら、自分たちの暮らしを豊かにする努力をしていきたいと思っています。ありがとうござました。
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