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相談員キャリアコンサルタントに学ぶ

先日、相談員をされている方とお話する機会がありました(仮名:よしこさん)その時のお話から思うことを、今回は書こうと思います。

よしこさんは、何の相談員かというと「お仕事」です。キャリアコンサルタントという資格を持って活動されているジョブカウンセラーの方。

キャリアコンサルタントは、国家資格で、1級・2級とあり、指導レベルの1級を取得しているよしこさんは、キャリコングループの取りまとめも行っています。

よしこさんの話は、じゅうmado相談と共通していることも多くあり、大変刺激を受けましたので、この時私が感じたことなども踏まえて相談を受ける姿勢や相談をすると良い理由などを書いています。良かったらぜひ最後まで読んでみてくださいね。

キャリアコンサルタントの仕事

内容は、あくまでも、私が聞いた範囲での話になりますが、キャリアコンサルタントのお仕事は、現在仕事を探している人や、現在仕事はしているが、職場環境に悩みがある人、スキルアップをしたいと考えている人などの話を聞き、アドバイスを行いサポートすること。

お仕事先としては、個人だけでなく、企業内で、スキルアップのためのセミナーを行ったり、公的機関からの依頼で、子育て中のお母さんを対象に、仕事に就くために必要なことをお話したりされることもあるそうです。

企業内では、上司と部下それぞれの立場での悩みを聞くことも多いのだとか。確かに、今の時代、関係性を築くのが難しく、悩める人は多いでしょうね。

相談を受けながら、解決策の提案をするわけですが、就職をしたい人には、面接の受け方や履歴書の書き方など、かなり具体的なアドバイスをされることもあるようです。

相談の様子

役割を果たすために

キャリアコンサルタントという活動を長くやっている中で、解決をしてあげたい気持ちもあるが、なかなか、簡単にはいかない人もいるようです。

それは、悩みの根源が、何なのかがわからない人。

何か違う、今の職場に不満だと思っていても、具体的に何がダメなのか、どうしたいのかがわからなくて、行動をお越せなかったりすることもあるそう。何度も、相談に訪れる方もいらっしゃるとのことです。

その過程で、その方の能力やスキル、経験や興味、価値観など、様々なことを評価し、その情報を元に、適切な方向へ進むことができるように、客観的なアドバイスを行う。そして、その進路へ進むための必要な情報を提供し、クライアント自身が選択できるようにする。

そういう役割を担いながら、クライアントの成功を支援しているのです。

参考:特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会 https://www.j-cda.jp/

人との接し方

クライアントの能力やスキルについては、ご自身も気づいていないことも多いらしく、気づきを与えてあげることで、なかなか前に進めない人が、一歩前へ踏み出すことができるきっかけになります。

じゅうmadoでアドバイザーをしていると、同じような状況になることがあります。人ではありませんが、どんな家を建てたいのかが、なかなか定まらないケースです。

迷う気持ち、わからない気持ちは、よくわかります。

家を建てる工程が多すぎる。家を建てるのに必要な材料が多すぎる。考えるべきことが多すぎる。おそらく「多すぎる」ことが、正しく選択することへの迷いや不安、わからない、そして疲れる、に繋がるのではないでしょうか。

仕事にしても、たくさんの職種がありますし、同じ会社の中でも、業務は様々です。選択ができるからこそ、よりよい選択をしたいと思うからこそ、悩むのではないでしょうか。

よしこさんは、『クライアントが話す内容だけでなく、手振りや態度、表情なども見ながら、相談を受ける、そして、その中にヒントがある』と言われていて、そのことがとても印象に残っています。

相談を受けるうえで、必要だと思う「信頼関係」

多くの人は、信頼関係ができて、はじめて、本音を語ることになるのかもしれません。じゅうmadoの場合は、建物に関する相談のケースが多いので、本音を語っているかどうか、自身で気づいているかどうか、そこまで深く入り込む必要がないのでは?と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。

例えば、ご家族同士で意見が異なったり、お互いが譲り合い過ぎたり、自分に自信が持てなかったり、様々なケースで、答えが見えなくなることがあります。家族といえど、相談者が複数人になることで、本音が語られないこともあるんですよ。

このような場合も、じゅうmado窓口には秘策(大げさですが・・)があります。夫婦だからこそ、うまく話せないことも、アドバイザーが間にいることで、ポロっと。ですね。

ご夫婦それぞれの想いや考え、また、ご両親などへの想いや考えなども、複雑に絡み合ってくる「家」という大きな買い物。後悔をしないために、結論は急がず、ゆっくりと納得ができる方向へ導くことも大切です。

通常は、一度で相談が終わることはありません。何度もお話を聞いたりしながら、意見や要望をしっかりと受け止め、次へのステップに進めるタイミングを待ちます。

信頼関係があってこそ、次へのステップにも進むことができる、とも言えますね。

不安が解消されるとき

様々なケースで、問題が解決するまでに時間がかかることもありますが、逆に、比較的簡単に相談が解決することもあります。

どんな家がほしいのか、自分や家族の願いは何なのか、全てが叶わないと知ったときどうするべきなのか、ポイントをしっかり押さえて、段階を踏んでいけば、納得の答えが見つかりやすいです。

ここが、じゅうmadoなどの相談窓口を利用するとよいポイントかもしれません。家族で迷っていてもなかなか答えが出なかったことが、相談に来た事で、答えが見つかることはよくあることだと思います。

相談窓口を利用しない場合、一般的に、建築会社で打ち合わせを始めてから、いろいろな疑問がわいてきます。その都度、質問しながら、解決していくわけですが、何分初めての家づくりなので、質問が浮かばないこともあります。何でもそうですが、何かわからないことがあったら、質問して下さいね。と言われても、何が分からないかが分からない。という感じですよね。

分かったような分からないような状態で、聞かれたことに応えていくだけだと、後になってこうなるとは思わなかったということが、起こります。これが後悔する1つの要因でもあります。

・問題を整理する
・要望を整理する
・情報を整理する

整理することが、問題解決・不安解消のための、何よりの近道だと思いますが、どう整理するのが良いのかがわからない場合には、じゅうmado(相談窓口)を利用してみてください。

「相談を解決すること」だけではなく、「相談しようとしていなかったことも解決できる」そんな窓口でありたい。キャリアコンサルタントのよしこさんもおっしゃっていましたが、自分では気づいていなかったことに、気づかせてあげることも、私達には必要なことだと思います。

(じゅうmado宇部 川村菜穂子)

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